店舗や事業所としてテナントを借りて事業をおこなう場合、事業者は毎月オーナーに対して家賃の支払いが必要です。
家賃の決め方は大きく分けると歩合賃料と固定賃料の2つがあり、それぞれが異なった特徴や長所・短所を持っています。
今回は、歩合賃料とはどんな賃料なのか、どんな種類があるのか、借主にとってのメリットとデメリットについて解説します。
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歩合賃料とは?
歩合賃料とは、月々の売上によって支払う金額が変わる家賃のシステムです。
売上歩合方式と呼ばれる場合もあり、ショッピングモールなどの商業施設のテナントで多く採用されています。
歩合賃料には後述するような複数の種類があり、賃料に対する売上の反映程度もさまざまです。
一方、契約時に取り決めた一定金額の家賃を毎月支払う方式は固定定賃料と呼ばれ、オフィスや路面店で多く採用されています。
固定賃料は、月々の家賃に関する支出が変動しないので安定性が高いのが特徴です。
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歩合賃料の種類
歩合賃料のおもな種類は、完全歩合方式・併用型・最低保証売上方式・逓減型歩合方式の4つです。
完全歩合方式とは、毎月の売上に対して一定の歩合率をかけて家賃が算出される方式です。
ほかの方式と異なり補正がかかることないので、売上が家賃の金額に対して直接反映されることになります。
併用型とは、固定賃料と歩合賃料を組み合わせて家賃が算出される方式です。
家賃の金額は、あらかじめ決められた固定賃料と、一定の売上を超えた部分に歩合率をかけた金額を合計して計算します。
最低保証売上型とは、どの月でも最低保証売上があったとみなして家賃が算出される方式です。
売上が最低保証売上として設定された金額を超過した場合は、完全歩合方式と同様の計算方法になります。
逓減型歩合方式とは、歩合率を複数の段階に分け、段階が上がるほど歩合率が下がるように設定されている方式です。
変動性歩合とも呼ばれ、売上が大きくなるほど賃料の割合は小さくなります。
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歩合賃料のメリット・デメリット
歩合賃料のテナントを借りる大きなメリットは、売上が少なかった月の賃料が安くなる点です。
売上が安定しづらい開業したばかりの時期に家賃を抑えられる点は、歩合賃料ならではのメリットといえるでしょう。
また、売上の金額次第で家賃が変動するので、貸主側からマネジメントや売上アップにつながるサポートを受けやすいのもメリットです。
一方、歩合賃料の無視できないデメリットとしては、毎月の売上に比例して賃料も高額になる点が挙げられます。
貸主に対する売上報告が必須になるので、業務が増える点もデメリットといえるでしょう。
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まとめ
歩合賃料とは、毎月の売上に応じて家賃が変動するシステムであり、商業施設内のテナントなどで多く採用されています。
歩合賃料には、完全歩合方式・併用型・最低保証売上方式・逓減型歩合方式の4種類があり、それぞれ売上がどの程度家賃に反映されるかが異なります。
事業の特性や歩合賃料のメリット・デメリットを把握したうえで、どんなタイプの賃料が良いか判断すると良いでしょう。
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